製造業が変わる!クラウドソーシングで、新しいものづくりの時代へ

こんにちは。クラウドソーシングラボの永井です。 みなさんは、クリスアンダーソンが提唱した「メイカーズ・ムーブメント」をご存知でしょうか? 3Dプリンターや工作機械の出現によって,「誰もが自分の作りたいものを作る事ができる」というムーブメントです。 その「メイカーズ・ムーブメント」つまり新しいもの作りは、クラウドソーシングで行うことによってさらに革命的なムーブメントになります。 今回は、もの作りという製造業においてのクラウドソーシングの活用を、3つの事例を通して紹介したいと思います。

3Dデータの仕事、増加中!?

クラウドソーシングとは、インターネットを通じて、世界中のスキルを持つ方々にお仕事を外注することである。国内では、クラウドワークスランサーズ、海外ではoDeskfreelancer.comなどのサービスがあります。 その米国のクラウドソーシング大手freelancerにおいて、興味深い数字を見つけたので紹介したいと思います。 freelancerの第1四半期の数字の中で,3Dデータ作成関連の仕事が大幅に増えているのです。 このデータにもある通り、3Dプリンタ関連のマーケットはこれからどんどん成長していきます。 作成した3Dデータを、そのままクラウドソーシングで発注できるサービスがあるので紹介します。

新たな産業革命をもたらす3つのサービス

Shape ways

Shapways Shapewaysは3Dプリントサービスを提供しており,ユーザーはShapwaysを利用してアイデア一つで自分自身のプロダクトを、Web上で作成し販売することができます。また、Shapewaysはユーザー同士が繋がる場所「Forums」や、ユーザーがShapeways運営者と対話し、新しい使い方などを模索できるイベント「Shapeways Live Chat」を設けることで、ユーザーと運営者がお互いに刺激し合う関係をつくれることもできます。

Maker's row

Maker's row Maker's rowの特徴は、作りたい側のユーザーが簡単に作成プロセスに合わせて工場・企業・職人を検索することができます。 登録されている工場なども公開されており、匠の顔を見る事ができます。現在、Maker's rowに登録されている工場は小さな工房から大規模な工場まであります。

Wemake

wemake カメラ付きWi-Fi、立ち鏡からイヤーウォーマーまで、様々なアイデアが投稿されています。 Wemakeでは投稿した全てのアイデアが創作に回るというわけではなく、コミュニティ内部で評価がされます。そうすることによって銃などの武器を作る事ができないようになっています。

クラウドソーシングでモノ作り

今後は、このようなクラウドソーシングを利用したメイカーズが増えていきます。3Dデータを個人が作成し、3Dプリンターによって個人が出力する。これにより、大きなメイカーズムーブメントは起こります。多くの個人が「メイカーズ」つまり作り手に回るのです。この時代の大きな流れは、私達の生活に大きなメリットをもたらします。 [企業のメリット] もの作りをクラウドソーシングで行う事によって、工場やその地域にも多大な貢献をもたらします。 グローバル化によって、ハードウェアの作成はますます人件費を含めたコストがかからない場所に集中しています。 このような時代の中で、もの作りをクラウドソーシングで行うことによって、工場や工房に対して新しい仕事を生み出すことができます。そうなれば工場や工房だけではなく地域の産業の活性化にも繋がります。 [個人のメリット] もの作りをクラウドソーシングで行う事によって、個人ユーザーにもメリットはあります。それまで、3Dプリンターや工作機械を持っていなかった人でも低価格で自分の欲しいものを作りだすことができます。図画工作などの授業がある小学生・中学生にとっては、新たな教育の形も見えてきそうです。

総括

3Dデータの作成関連仕事の例にあるように、クラウドソーシングでもの作りができます。Maker's rowやWemakeのようなもの作りに特化したクラウドソーシングサービスもこれからどんどん出てきます。日本が世界にたいしてリードしてきた"もの作り"という分野において新たな産業革命が見れる日は近いです。 [参考] ・世界のクラウドソーシングサイトでは「3Dデータ作成の仕事」が劇的に伸びている

この記事を書いたのは

Eito Nagai

立命館アジア太平洋大学4年  在学する学生数の半分が外国人留学生という大学に通学、 クラウドワークスを使ってインターンをしている。