「60歳過ぎても働きたい」が9割以上!シニア世代もクラウドワーキングへ!?

少子高齢化や団塊の世代の引退などから、シニア世代と呼ばれる人口が急激に増えてきている。それに年金受給年齢の引き上げなどの事態も重なり、「シニア世代の就労」が話題を呼んでいる。昨今、日経ビジネスなどでも頻繁に取り上げられているテーマだ。シニア就労の実情を調査し、シニアの新しい働き方について言及してみた。

9割の人が「60を過ぎても働きたい」

いつまで働きたいか 上の図をご覧頂きたい。長年、定年退職の年齢とされてきた「60歳」以降も働きたいという人が、全体の9割を超えている。65歳以降も働きたいという人も7割以上だ。「働けるうちはいつまでも」という人が36%、非常にアグレッシブ。では、そのうち実際に働けているシニアの方々はどのくらいいるのだろうか。 国別高齢就労者 実は、日本の高齢者就労率は、世界でもトップクラスの高さを誇る。世界一の長寿国、世界一勤勉な国だからだろうか。しかしそうは言っても上の図を見ると、65歳以上のシニア就労者は19.4%となっている。確かに他の国に比べると高い方ではあるが、働きたいというニーズに見合うほどではないようだ。調査の年が違うため正確ではないが、シニアの方々の50%が、「働きたいとは思っているが、働いていない」ということが概ね言えそうだ。

農業はシニアの働き方としてふさわしい?

産業別高齢就労者 内閣府の調査によると、シニアは「体力的に軽い仕事であること」「経験が活かせること」「収入がおおいこと」を働く上での重要ポイントだとしている。 しかし、産業別に見ると現状一番多い仕事は「農業」である。シニア就労者の24.4%、つまり4人に1人が農業に携わっていることになる。農業はシニアにとって、決して体力的に軽い仕事であるとはいえない。世界的に見ても、日本での65歳以上の農業従事者比率は異常だ。 農林水産省によると、イギリス・フランス・ドイツ・アメリカなどの65歳以上の農業従事者はどの国も20%前後だ。対照的に、日本は61%。明らかに異常な事態になっていることがわかる。TPPやオーストラリアとのEPAなどによる農業崩壊に備える意味でも、農業はオランダなどをお手本に若返りと産業化が必要になってくるのかもしれない。

シニアにぴったり、クラウドワーキング

senior_works クラウドワーキングというのをご存知だろうか。インターネットを使ってお仕事をする新しい働き方だ。 インターネットを通じて、自分ができそうな仕事を探し、仕事をして、報酬が得られる。仕事の種類は様々で、システム開発から、デザイン、ライティングやアンケートまでスキルの有る無しにかかわらず、どんな方でも仕事ができるのが特徴だ。 現在、1万2000人以上のシニアが、この新しい働き方を始めている。また、驚くことにクラウドワークスが行ったアンケート調査によると「シニア世代の3割が、在宅で毎月20万円の収入を得ている」というのだ。 体力的に厳しい農業は若者に任せ、シニアはクラウドワーキングをするようにシフトしくのはいかがだろうか。 すぐには変わることはないだろうが、確実にこの波は来ているはずだ。 主な参考HP: http://www.stat.go.jp/data/topics/topi182.htm http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2012/gaiyou/s1_4_1.html

この記事を書いたのは

小阪 勇汰

中央大学商学部経営学科4年。英会話サークルESSに所属。2年次にシリコンバレー、SXSWを訪問。インターン歴はギブリー、トライフォート、クラウドワークス。愛読書は『7つの習慣』。日本人一人一人が夢を持てる社会を創りたいです。 http://crowdworks.jp