GEに見る新たなクラウドソーシングによるオープンイノベーションの可能性!

GE こんにちは、クラウドソーシングラボの永井です。今回の記事では、新たにクラウドソーシングがもたらすオープンイノベーションについて、GEによるFuture of workを参考に紹介して行きたいと思います。 GEは、Future of workにおいてクラウドソーシングと関連するインダストリアル・インターネット、グローバル・ブレインを推進しています。 クラウドソーシングとは,インターネット上で、世界中の不特定多数の人々(Crowd)に向けて仕事を依頼(Sourcing)する新しい仕組みのことです。いまやスターバックスやレゴ、ウォルマートからNASAまで様々な企業、組織がクラウドソーシングを上手く活用しています。

インダストリアル・インターネット・クエスト

GEは、産業機器とビッグデータが融合した「インダストリアル・インターネット」、航空機や電車、ガスタービンなどの産業機器の運行や部品の状態などをインターネットで総合管理する概念を推進しています。そこで、航空機の運航、およびヘルスケアの効率を向上させる新たなアルゴリズムとアプリケーションの設計をインダストリアル・インターネット・クエストという名の下、クラウドソーシングで公募していました。このような試みは、GEだけではなく、欧米の製薬会社イーライリリーグラクソスミスラインも内部だけの資源や知識に頼るだけではなく、技術的に困難な課題などは外部の力と連携しながら解決を行っています。この欧米製薬会社、イーライリリーの社外取締役、ファンドが立ち上げたクラウドソーシングサービスが、Innocentiveです。 Innocentive 技術的に困難な課題をオープンにし、報奨金をつけて世界中の研究者にソリューションを求めることができるプラットフォームです。

グローバル・ブレイン

グローバルブレインとは、インターネットを含めた様々な技術が発展し、ロボットが人間にはできない仕事をこなすようになってきたことにより、ロボットより優れているような人間の特性に改めて注目しようという試みです。インターネット、そして、文字通り群衆(Crowd)の力を借りるプラットフォームが普及したことにより、世界、地球規模で参画できるようになりました。 GEは、以前に、アイデア募集とその製造をクラウドソーシングで行うQuirkyとも提携をしています。Quirkyは、クラウドソーシングによるアイデアの投稿から、生産、販売まで全て行うプラットフォームです。 Quirky GE ユーザーが、アイデアを投稿するところから始まり、アイデアに対して、Quirkyのコミュニティからコメントや投票を受けたのち、Quirkyのアイデア評価を受ける。その評価を通過すればQuirkyにより企画が仕上げられる。企画は一定数以上の投票を得れば、生産に回されます。そして、Quirkyサイト上の販売により、収益化が図られるという仕組みになっています。

まとめ

GEのFuture of workにおいて、オープンソース・プラットフォームとクラウドソーシングは、分散した世界規模の人材プールから創造性と起業家精神を最大限に引き出す最も効果的な2つの方法であると述べられています。クラウドソーシングによって、様々なデータや問題がオープンになることによって病気や薬品などには新たな解決法、アイデアやモノ作りに関しては、人間らしいアイデア、効率的なプロダクトの生産が可能になり、ますますオープンイノベーションがクラウドソーシングによって促進されます。Innocentiveのようなオープンイノベーションを促進する特化型のサービスに関しても気になったのでまとめていきたいと思います。

この記事を書いたのは

Eito Nagai

立命館アジア太平洋大学4年  在学する学生数の半分が外国人留学生という大学に通学、 クラウドワークスを使ってインターンをしている。