理想のスターバックスをみんなで創る!マイ・スターバックス・アイデアの裏側とは?

My Starbucks Idea

若者を中心に非常に多くのファンを抱える、あの”スターバックス”のメニューを誰でもつくることができることをご存知でしょうか?スターバックスは「My Starbucks Idea(マイ・スターバックスアイデア)」というクラウドソーシングの考え方に基づいたウェブサイトを運営し、これまで多くのスタバファンの夢を形にしてきたのです。

スターバックスの「My Starbucks Idea」ってどんなサイト??

「My Starbucks Idea」は「お客様と共にブランドを創る」をサイトのコンセプトとし始まりました。クラウドソーシングの考え方によって世界中の顧客からアイデアを募集するだけでなく、その中から採用されたアイデアが何かまで、サイト上ですべて公開されています。さらに、このサイトでは、アイデア募集から採用に至るまでの顧客・スタバ間のコミュニケーションまでもすべて公開。アイデアの内容はコーヒーやケーキの味、グッズや商品の支払いの流れ、お店の立地や雰囲気についてなど多岐にわたります。 ※2016年4月13日現在では、「My Starbucks Idea」はアメリカ版しか存在しません。

スターバックスが「My Starbucks Idea」を始めた、その背景とは??

では、なぜスターバックスはクラウドソーシングの考え方を経営に取り入れたのか? 2007年にスターバックスはそれまでの業績好調から一転し、既存店売上が鈍化、株価も大きく低落、約1億ドルの赤字に陥りました。そこで翌年2008年より業績を回復させるべく、様々な改革を実行。その改革の1つがクラウドソーシングの考え方を活用した「My Starbucks Idea」だったのです。 このサイトに登録する大勢のスターバックスファンに対して、ネット上のサイトを通して仕事を依頼することができるクラウドソーシングの考え方を応用し、スターバックスは顧客が思う「理想のスタバ」の形をアイデアとして集めました。サイト開始から2014年3月末までで、すでに17万件以上のアイデアが提案されていて、そのうち約920件を採用。このような顧客と真摯に向き合う姿勢が評価され、2011年9月期には、過去最高となる売上高120億ドルを記録しました。

実際にアイデアが商品化されている!!

実際にどんなアイデアが商品化されているのでしょうか?いくつか見てみましょう。

Ancho Chipotle Chicken

Ancho Chipotle Chicken

燻製にした唐辛子を原材料とする香辛料「チポトレ」でテイストされたチキンパニーニ(=パンで具材を挟んだイタリア料理の軽食)です。朝食にはもちろんランチでも美味しく食べられそうですね!

Salted Caramel Cake Pop

Salted Caramel Cake Pop

塩キャラメルケーキポップです。キャラメルとチョコのバタークリームを混ぜて作られたケーキポップにミルクチョコをコーティングし、キャラメルソースと塩が乗せられています。手軽なサイズ感が可愛いケーキですね!

まとめ

他にも、世界中より集められたアイデアが実際に商品として採用されています。まさに“理想のスターバックス”をファンがつくることができる、魅力的な取り組みですね!

いかがでしたか?自分が通うお店が自分のアイデアで良くなるなんて素敵ですよね!日本でも、ブランドキャラクターのデザインや誰もが知っている商品の名称など、クラウドソーシングを通して顧客との共創から生まれた事例が増えています。あの有名ブランドの商品アイデアを、この記事を読んでいるあなたが考案する日が来るかもしれません。

この記事を書いたのは

crowdworks