クラウドソーシングを活用した動画チャット通訳サービスの概要と導入時のポイント

世界的な観光需要の増加に伴って、政府や地方自治体、民間企業が次々とインバウンド事業に力を入れ始めています。2020年の東京オリンピック招致とも相まって、より訪日観光客増加に向けた通訳・翻訳の需要は伸び続けています。そんな中、外国人観光客からの人気が近年急上昇している兵庫県豊岡市の城崎温泉で、4月11日よりクラウドソーシングを活用した通訳サービス「クラウド通訳」の実証実験が始まりました。そこで今回は、クラウドソーシングを活用した通訳サービスの概要と導入の仕組みをご紹介したいと思います!

クラウドソーシングを活用した通訳サービスの仕組みとは?

クラウドソーシングを活用した動画
チャット通訳サービス「クラウド通訳」を城崎温泉14店舗で実証実験を開始―株式会社うるる ※画像出典:クラウドソーシングを活用した動画チャット通訳サービス「クラウド通訳」を城崎温泉14店舗で実証実験を開始―株式会社うるる

今回城崎温泉で始まった動画チャット通訳サービス「クラウド通訳」のほか、類似サービスとしてはbabelverseなどが挙げられます。 クラウドソーシングを活用した動画チャット通訳サービスでは、外国人観光客と店舗スタッフの間に通訳者が入り、動画チャットアプリなどを通じてオンラインで通訳を行います。動画チャットアプリを利用することで、必ずしも通訳者がその場にいる必要はなくなるので、クラウドソーシングを通じて在宅の通訳者を手配するのが今回のようなサービスの仕組みになります。

通訳サービスでクラウドソーシングを活用するメリットとは?

通訳してもらう側の店舗スタッフと、通訳をする側の在宅通訳者、双方の視点から考えてみましょう。

必要な時に世界各地から通訳者を手軽にみつけられる!

まずは店舗スタッフにとってのメリットです。なんといっても、必要だと思ったときに世界各国から通訳者を見つけられる点は通常の通訳者探しと違い大きなメリットといえます。必要な時に通訳をしてもらうことで機会損失なく外国人観光客を満足させることができます。 また、通訳者の方に現地に来てもらう必要がないため、交通費や食事代、宿泊費などのコストも削減可能です!

いつでもどこでも、自分のスキルで稼げる!

続いて、在宅通訳者にとってのメリットです。在宅通訳者にとっては、ネット環境さえあればいつでもどこでも仕事ができるところが最大のメリットといえるでしょう。また、前述の通り外国人観光客は年々増え続けており今後も通訳の需要が伸びると考えられるため、通訳者は引く手あまたとなるのではないでしょうか。

クラウドソーシングを活用した通訳サービス導入時のポイント

国内クラウドソーシングサービス一覧

どのクラウドソーシングサービスから通訳者が手配されるのか?

クラウドソーシングサービスは日本国内でも複数存在しており、それぞれに登録しているワーカーの特色があります。したがってどのクラウドソーシングサービスから在宅通訳者が派遣されるかによって対応可能言語や通訳者のスキルに差が出てしまうことが考えられます。 クラウドソーシングを活用した動画チャット通訳サービス導入時には、どのクラウドソーシングサービスから通訳者が手配されるかが重要なポイントになるでしょう。

動画チャットサービスは何を使っているか?

動画チャット通話サービスを使用する際には、音声や動画の質が重要になります。近年では音声だけでなく動画を交えた通話ができるサービスや、複数人同時通話が可能なサービスなどが数多く出ていますが、どの動画チャット通話サービスをつかっているのか、途中で切れたり音・画質悪くなったりしないような仕組みがあるかどうかが導入時のポイントとなりえます。

まとめ

以上、クラウドソーシングを活用した動画チャット通訳サービスの概要と導入時のポイントについてご紹介いたしました。国内では現状動画チャット通訳サービスの導入はまだ始まったばかりといえますが、2020年東京オリンピックに向けたサービスの拡大が非常に期待される分野だと思います。また、こういったサービスの普及によって外国人観光客の満足度向上に伴う地方観光地の収益増加だけでなく、地方に住む主婦などが通訳者として活躍し収入を得られる仕組みの提供により、地方雇用にも貢献できるといえます。 動画チャット通訳サービスの今後の展開に期待ですね!

この記事を書いたのは

tmc

1993年生まれ。