78,000人がいらっとした!?ポケモン×クラウドソーシング

現在21歳である筆者は、完全にポケモン世代である。日本はもちろん、世界でもポケモンが今も昔も大人気であることはみなさん御存知の通りだ。そんなポケモン関連のニュースで、先月とても面白いものを目にした。「ポケモン×クラウドソーシング」とでも言えようか、爆発的にユーザー数を伸ばしたとある試みをご紹介しよう。

一つのポケモンを約8万人で同時プレイ??

e_rgb_090906 過去3週間ほどで、数えきれない程のゲーマーが、リアルタイムで同じ一つのポケモンゲームをプレイしている。もちろん、あなたもその一員になることが可能だ。 ゲームストリーミングサイトのチャンネルTwitchの TwitchPlaysPokemon は、チャットに「上」「下」といったコマンドを入力すると、瞬時に主人公に反映される。何百、何千というチャットの入力内容を瞬時に解析し、ゲームの動作として変換するのだ。ユーザーの思い通りに主人公が動いてくれないため、ゲームがめちゃくちゃ難しくなるのは当然である。にもかかわらず、参加者は、初代のポケモンで四天王を倒してしまった!(クリアしてしまった) そのため、現在はその続編である金銀バージョンがプレイされている(2014年3月3日現在)。 Watch live video from TwitchPlaysPokemon on www.twitch.tv    ポリゴンのインタビューによると、チャンネルのクリエイターは「クラウドスタイルのゲームにこんなカオスが生まれて注目されるとは思わなかった」と言う。 最初は比較的に少しずつプレイヤー数が増えていったが、2番目のジムリーダー、カスミが倒された所で人気に火がついた。その後PV数は爆発的にに上昇し、累計で3000万PVを超えている。 プレイヤーが多くなればなるほど、ゲームはどんどん難しくなっていく。 たとえば、チャット上の「上」「左」といったメッセージとキャラクターの動きにタイムラグが発生してくる。だから、仮に78000人のプレイヤーが、何が起こるかを同時に判断したとしても、主人公は残念ながらがくるくる回り続けることになってしまう。 通常、進展はあるものだが、TwitchPlaysPokemonは永遠にループするようにも見える。 「24時間1週間ぶっ通しで、ゲームが続けられるようにするつもりです」と、チャンネルのクリエイターはポリゴンに語る。 「私は四天王が、プレイヤーに打ち負かされるのが見たいんです。でも、もうちょっと、みんなの協力が必要ですよね」 とコメントしている。もうすでに四天王は倒されたので、クリエイターの夢は叶ったようだ。

この記事を書いたのは

小阪 勇汰

中央大学商学部経営学科4年。英会話サークルESSに所属。2年次にシリコンバレー、SXSWを訪問。インターン歴はギブリー、トライフォート、クラウドワークス。愛読書は『7つの習慣』。日本人一人一人が夢を持てる社会を創りたいです。 http://crowdworks.jp