ニートから一歩前へ!働きたい気持ちが大事!クラウドソーシングが可能にする新しい働き方。

クラウドソーシング ※画像出典:pakutaso

 日本では、資本主義経済が採用されており、人々は働かなければ生きていくことはできません。しかしながら、全ての人が働けるという訳ではなく、なんらかの理由で失職した人、あるいは就活に失敗して職がない人などが一定数存在します。そして、一度失職してしまうあるいは、就職活動に失敗すると、仕事を獲得することが困難になります。

 この記事においては、その課題に対して、様々な角度から解決策を提示していきたいと思います。まず初めに、職業を得ることが困難になった人々の現状を述べ、その原因について論じます。その次に、どのような働き方の選択肢があるのかについて述べ、その中のひとつであるクラウドソーシングについてご紹介します。最後に、働きたいならば何をするべきかまとめ、今後日本においてニートを減らすために国や企業が考えるべきことについて論じます。

日本におけるニートの現状

クラウドソーシング ※画像出典:「15歳から34歳が48人集まると、そのうち1人がニート」ニートの現状は56万人」

 上記が2002年~2014年における若年無業者数の年齢別推移です。このグラフからわかるのは、全体数のトレンドとしては、ニートの数が減少しており、特に15~19歳の一番若い層が減少しているということです。

 しかしながら、ニートの定義が15~34歳であることから、35歳以上はニートとしてカウントされないという事実があります。35歳以上の無業者の数を潜在ニートと考えるならば、現状としても少なくとも60万人以上は、働いていない人々が存在しており、これは日本の産業にとって大きな機会損失だと捉えることができます。

ニートが生まれる原因

クラウドソーシング ※画像出典:GATAG|フリー素材集 壱

それでは、なぜニートが生まれるのでしょうか。諸説ありますが、本記事においては、職場、家族、本人にフォーカスして、その原因を突き詰めていきたいと思います。

 職場に関しましては、景気などによって就職の受け口の数が変動します。バブル経済崩壊後は、企業の業績が低迷し、全体としての雇用の数が減り、職に就けなかった人が生まれたと考えられます。また、企業の新卒採用へのこだわりも、ニートが社会復帰するのを妨げているともいえます。企業側としても、よほど優秀でなければ、新卒を採用し一から育てた方が、会社にフィットした人材を得ることができます。

 次に、家族に関していえることは、日本は高度経済成長期を経て、所得が増え、豊かになりました。ニートというのは、何かしらの収入源がないと生きていけないわけですから、当然家族に依存していると言えます。つまり、親が経済的に豊かであるからこそ、その豊かさに甘えてニートが生まれると考えることもできるということです。

 最後に、個人の問題について述べます。結局のところ、本人が働きたくないから、働かないという問題です。なぜ働きたくないかといえば、親に頼ることができるからまだ働かなくていい、あるいは、景気が悪いから頑張っても無駄である、といったような後ろ向きな考え方を持っている人もいるということが原因としてあげられるでしょう。

どのような働き方があるのか

クラウドソーシング ※画像出典:pakutaso

 それでは、一度職を失った状態から、どのような働き方ができるのでしょうか?

 まず、一つはアルバイトを始めてみるという手段があります。昨今では、インターネット上でアルバイトを探せる様々なサイトが存在していて、以前よりはアルバイト先を見つけやすくなっています。フルタイムでいきなり働くのではなく、アルバイトで週に2~3日働いて、社会復帰を目指すというのも全く働かない状態よりは、一歩前進しているといえます。アルバイトになれたら、契約社員、契約社員で成果を上げて正社員というように、一つ一つステップアップしていきましょう。

 また、アルバイトや契約社員、正社員などとは違い、人と対面せずに働くことができる手段があります。それがクラウドソーシングです。

クラウドソーシングの可能性

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 矢野経済研究所による「BPO市場・クラウドソーシング市場に関する調査結果2013」(https://www.yano.co.jp/press/press.php/001275)において、2011年には44億円だった市場規模が、2017年には1470億円まで拡大するという予測が出ているほどです。

 また、何よりその事業内容が職を無くした方に魅力的であることがここで強調したい点です。クラウドソーシングとは、インターネット上で働くことを可能にします。パソコンとインターネットさえあれば、自宅だろうと、カフェだろうと、海外だろうとどこでも働くことができます。家から出たくない人も、インターネットを使って社会とつながることができます。    そして、クラウドソーシングは、一つの職業体験としても活用することができます。いきなりフルタイムで働くことが困難な人でも、少しずつ自分にできる仕事をすることで、社会復帰への道になるかもしれません。ニートの方がクラウドソーシングに取り組んでみたというブログを見かけることも増えてきましたが、これはこれからの新しい働き方を示唆しているものと見ることができます。

最後に

 本記事では、日本のニートの現状、ニートが生まれる原因、ニートから就職への道筋、その一つの手段であるクラウドソーシングについて、述べさせていただきました。ニートから脱却するためには、まず行動することが必要になります。アルバイトに応募してみるのもいいし、クラウドソーシングをやってみるのも一つの手段です。

 そして、これから少子高齢化によって、日本の労働人口は減少していくのは間違いありません。その時に、どう労働力を確保するかというのは大きな問題になってくることでしょう。そこで、移民に頼るのか、潜在労働力を活用するのか、方法は様々ですが、今、国内で働きたくても働くことができない人々を、どう活用していくのかということを、国や企業は考えていくべきだと思います。

 潜在労働力の活用において、重要な点は、働きやすい環境をつくるという点にあります。主婦の方であれば、子育てがあるから、在宅でできる仕事を提供する。人と関わるのが苦手な人には、ほぼ一人で完結できる仕事を提供する。このように個人の特性に適した仕事を供給することが、潜在労働力の活用において、肝要であると言えるでしょう。

この記事を書いたのは

ta

1991年生まれ。